自然な感染後のワクチン接種 する? しない? するならいつする?

 接種時期選定の参考 

 補足説明:AMH減少 

 

 案 内

 このページは「接種時期選定の参考」ページの補足説明を収めています。

 ここでは、AMH減少の研究結果を紹介します。

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 2023年令和5年3月、若い女性が mRNAワクチン接種 を受けるとAMH(抗ミュラー管ホルモン)が減少する というデータが発表されました。

 その影響が比較的長期間に及んでいるため、接種し続けると早発閉経につながる可能性 が指摘されています。子供を産みたい方にとっては回避したい問題でしょう。

 しかし見方によっては、mRNAワクチン接種の継続 により 不妊症を増やし、人口減少に貢献できる という意味にもなります。

 そこで、AMHとは何なのか、いったいどんな仕組みがあってAMHの減少が早発閉経につながるのか、調べてみました。

 

 卵子の淘汰

 ヒト♂の精巣内では、精子のもとになる細胞が常に分裂しており、1日に数千万~1億個くらいの精子を作る能力があり、精巣内には約4億個貯蔵可能だそうです。

 1回の射精で精液 1.5 mL 以上、数千万~数億個の精子が放出されるようです。

 ヒト♀の膣内に放出された精子たちは、子宮の中を通り抜け、卵管内の卵子に向かって進みます。

 通常、待ち受ける卵子は1個(~数個)です。1個の卵子に結合できる精子は1個だけです。精子たちにとっては厳しい競争となります。

 細胞としての働きに問題の少ない精子は1~2時間で卵子にいち早くたどり着き、卵子と結合して受精卵になります。

 受精卵は細胞分裂しながら卵管から子宮に移動し、受精の7日目頃には子宮内膜に到達して着床という作業を開始するそうです。

 精子には厳しい競争があるのですが、卵子にも厳しい競争があるようです。

 

 ヒト♀が生殖年齢の期間に排卵する卵子の個数は、全部で数百個~500個くらいだそうです。

 ヒト♀は、母親から産まれたばかりの時は100万個~200万個の卵母細胞(卵子のもとになる細胞)を持っているそうです。

 無事に卵子まで成長・成熟し、排卵されて受精の機会を得る卵母細胞は数百個であり、100万個~200万個あった卵母細胞のほとんどは途中で消滅します。

 詳しいことはこれから見ていきますが、AMHは、一度にたくさんの卵母細胞が卵子に向かって成長・成熟しないように抑えているようです(そこで名前が 抗ミュラー管ホルモン Anti-Mullerian Hormone となるようです)。

 AMHが減少し、長期間にわたって低値が続くと、多量の卵母細胞が成長・成熟に向かうことで、卵子の源が早く枯渇する(→ 閉経が早く始まる早発閉経となる)可能性があるようです。

 

 では、これから詳細を見ていきますが、ここまでの説明で「だいたい分かった」というひとは先にブログ等を見ても意味を理解できるでしょう。

 以下、論文やブログの紹介を先に載せ、その後に詳細説明を続けます。

 

 論文

 AMH減少のデータを提示した論文↓

 The effect of COVID-19 vaccinations on menstrual cycle and serum anti-Mullerian hormone levels in reproductive age women

 

 

 投稿から発表まで1年かかっていますね。

 

 論文に対するブログ等

 生殖工学専門の本橋秀之さんによる論文紹介ツイート↓(2023.04.01)

 

 

 医師の佐々木みのりさんによる紹介ツイート↓(2023.01.14)

 

 

 みのりさんのアメブロ:「コロナワクチン接種が女性の月経周期に及ぼす影響」

 

 ・・・・工事中・・・・

 本橋秀之さんによる論文紹介や解説は一般の人には少し難しいと思われるので、もう少しやさしい解説の作成を予定しています。準備に時間が必要です。

 

 

 

 

 ・・・・工事中・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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